それと、
建設課関連の
お話でございます。これは極めて大切な
お知らせになるかなというふうにも思います。
平成29年の夏頃より、私と
知事の間で、
高野天川線の新
構想を
知事と
協議してきております。その中で、
知事と
高野天川線の新
構想、
トンネル構想ですね、これも理解はできるが、やはり
高野山と
富貴・
筒香を結ぶ
工事も大事だということも同じく共有させていただいております。そして、翌年平成30年に、数回、
知事または
県幹部と
協議の場を持って、まずは
高野山と
富貴・
筒香を優先的にこの
路線を取り組もうということで、
政治レベルで合意させていただいております。
もともとこの
路線、昭和33年6月1日に
高野町と
富貴村が合併をして、
町道、また
村道筒香線の
県道移管を陳情した事実はあったようです。その後、
町政においての扱いは私の知るところではございませんが、それから65年近く経過した中で、長く根気強く
県要望にも上がっていないことを考えると、最初の
要望以降、時の
町政での
道路政策からは若干消えたのかなというふうにも思われます。しかし、時代も次第に変わる中で、
歴代町長からの
政策引継ぎの中にはこの
案件もなかったのは事実でございます。しかし、私の中、また
知事の中でも、過去65年のこの
要望はともに知ることもなかったんですが、今のときにこの
路線の
改修は必要であるというようなことの認識で
お互い方向性を決めることができました。そういうことも踏まえて、
議員の
先生方にも
要望活動も御一緒していただいた経緯もあるというふうに思います。
本
年度の所信の中で、私の
任期中に、私の
任期中いうのは来年の4月が
任期なんですが、
方向性に関して片づけておきたいということを新
年度の所信の中でも述べさせていただきましたし、また、
県幹部ともその
お話をしたところ、しっかり加速してくれることになりました。
今後の
予定になりますが、5月18日、先月、これも最終の
協議、詰めの
協議であったんですが、この時点で決めた
案件としまして、今後、
交換に関わる覚書の
締結、それを6月、もしくは7月中にできればいいかなというふうに思っております。
交換というのは、
川津高野線の一部、それと
町道筒香線、6.何キロの部分ですね。それと
川津高野線の3.何キロの、ここの
交換に関する覚書の
締結です。これをします。
それと、
条件工事の
実施ということで、
お互い県道をもらう、また
町道をもらうということで、それぞれ直しておこうよというような箇所が何か所かございます。それの
工事の
実施のために、9月の
議会で
補正で
道路改修の
案件を上げさせていただきます。それをもって、
道路法第17条3項に関わる
協議及び合意をいたしまして、
町道の
認定を12月の
議会、今年の12月の
議会に
町道の
認定をお願いする
案件を出そうかなというふうにも思っております。
そして、県のほうは4月1日以降になりますが、来年の4月1日に
高野町と
和歌山県の間で、
道路法第17条第3項の
管理協定締結、それを結びたいと、そのように考えておるところでございます。これ以降は県道となりますので、町からの
県道整備要望の
一つ、
重要案件の
一つとして、
県要望の
重要事項として入れていきたいというふうに思っております。長年のまちの、町の
道路施策としては大きなもので、
一つ進展したことがあるのかなというふうにも思っておるところでございますので、また
議会のほうにも、上程するときにはいろいろな御意見、また御指導を賜りたく思っておるところでございます。
それでは、本
定例会において御審議いただく
議案等について御
説明させていただきます。
報告は5件でございます。
報告第1号、
令和2
年度高野町
一般会計繰越明許費繰越計算書の
報告につきましては、
令和2
年度から
令和3
年度への繰越明許した14
事業、1億8,378万8,000円についての
報告でございます。
報告第2号、
令和2
年度高野町
簡易水道特別会計継続費繰越計算書の
報告につきましては、
令和2
年度から
令和3
年度へ逓次繰越しした5,000円についての
報告でございます。
報告第3号、
令和2
年度高野町
下水道特別会計繰越明許費繰越計算書の
報告につきましては、
令和2
年度から3
年度へ繰越明許した630万円についての
報告であります。
報告第4号、
令和2
年度高野町
下水道特別会計継続費繰越計算書の
報告につきましては、
令和2
年度から3
年度へ逓次繰越しした1,452万7,000円についての
報告であります。
報告第5号、
高野町
公式PRキャラクターの選定についてでございますが、
高野町の魅力を発信するため、公募を
実施し、
高野町
公式PRキャラクターが
決定したことについての
報告でございます。
議案は9件であります。
議案第30号、
令和3
年度高野町
一般会計補正予算(第2号)につきましては、
歳入歳出それぞれ9,610万8,000円を増額し、
予算総額は48億3,880万円となりました。
歳入で主なものとしましては、
新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時
交付金4,194万3,000円の増。地方
テレワーク交付金5,042万9,000円の増となっております。これが先ほど言っております
事業を
実施するに当たっての
交付金であります。これが増となっておりまして、歳出で主なものとしましては、
高野山森林公園サテライトオフィス整備
工事費として2,550万円、そして
高野町
テレワーク促進
事業費
補助金として6,000万円の増となっております。
議案第31号、
令和3
年度高野町国民健康保険
富貴診療所特別会計
補正予算(第1号)につきましては、新型
コロナウイルス
ワクチン接種に関する個別及び集団
接種に伴う
歳入歳出それぞれ138万5,000円の増額でございます。
議案第32号、
令和3
年度高野町下水道特別会計
補正予算(第1号)につきましては、長寿命化対策
事業を1億3,500万円増額し、総額11億5,000万円にいたします。長寿命化対策の施設整備のための期間を1年延長し、総
事業を変更して、自家発電設備及び計装設備の更新を図り、停電時における下水道施設の操作機能の確保を行います。
議案第33号、
令和3
年度高野町立
高野山総合診療所特別会計
補正予算(第1号)につきましては、新型
コロナウイルス
ワクチン接種に伴う集団
接種実施についての委託料等で、
歳入歳出それぞれ322万7,000円の増額であります。
議案第34号、
令和3
年度高野町水道
事業会計
補正予算(第1号)につきましては、
交付税措置のある一般会計出資債に伴い、財源の一部を水道
事業債から一般会計出資金に振り替える
補正であります。
工事内容は、
町道深山線の電線地中化
工事に併せて水道本管布設
工事を行うものでございます。
議案第35号、
町道の
路線廃止につきましては、
高野町学びの
交流拠点整備事業に伴い、
町道総合レクセンター線は、
事業期間中及び
事業完了後は小・中学校の敷地の中になり、
町道敷としての管理機能を有しなくなるための廃止についてでございます。
議案第36号、
高野町公共下水道
高野山下水処理場の建設
工事委託に関する基本協定の一部を変更する協定の
締結につきましては、長寿命化対策の施設整備のため、期間を1年延長し、総
事業を変更して、自家発電設備及び計装設備の更新を図るものでございます。
議案第37号、38号、
工事請負契約の
締結(上
筒香地区水道設備
工事1区、2区)につきましては、5月28日に指名入札により仮契約をした
工事について、
議会の議決により本契約となります。
工事内容は、上・中
筒香地区水道設備
工事として、
令和5
年度に計画
予定の供用開始に当たり、本管及び取水施設整備
工事と2工区として
工事発注を行い、進捗を図ります。次
年度でも各施設、浄水場及び配水設備等の設備の整備を行いたいと思います。
同意は1件であります。同意第3号、
高野町教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきましては、前任者が
令和3年6月30日をもって辞職願が提出されたため、新しく委員を任命したいので、同意を求めるものでございます。
以上、15件でございます。各
議案の詳細につきましては担当課長より御
説明をいたしますが、どうぞ慎重審議を賜りまして御同意いただきますようお願い申し上げ、
開会に当たりの
提案説明とさせていただきます。
○
議長(
松谷順功)
町長に申し上げます。
議案第39号、
高野町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、
総務課から出ております。
○
町長(
平野嘉也)
議案第39号、
高野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてが追加となっております。
理由といたしまして、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に伴い、収入が減少した被保険者等に国民健康保険税の減免を引き続き行えるよう改正するため、提出するものでございます。申し訳ございません。
以上、
提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
議長(
松谷順功) ありがとうございました。
以上で、本日の
日程は全て終了いたしました。
本日はこれで散会します。御苦労さまでした。
議会全員協
議会を50分から、すみませんが委員会室で開きたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。
午前10時40分 散会...