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令和 3年第2回定例会 (第1号 6月15日)

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  1. 高野町議会 2021-06-15
    令和 3年第2回定例会 (第1号 6月15日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年第2回定例会 (第1号 6月15日)                令和3年         第2回高野町議会定例会会議録(第1号)        第1日(令和3年6月15日 火曜日)          午前10時03分 開会     第 1 会議録署名議員の指名について     第 2 会期決定について     第 3 諸般報告     ***町長行政報告並びに提案理由説明*** 2 出席議員(10名)    1番 松 谷 順 功         2番 大 谷 保 幸    3番 菊 谷   元         4番 新 谷 英一郎    5番 中 迫 義 弘         6番 中 前 好 史    7番 大 西 正 人         8番 所   順 子    9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名)
    4 事務局職員出席者   事務局長  中 西   健   書記    倉 本 文 和 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       森 下 英 男   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     辻 本 和 也   総務課長      古 倉   充   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      苗 代   勝   生活環境課長    小 西 敏 嗣   防災危機対策室長  井 上 哲 也   診療所事務長    苗 代 千 春   消防長       中 西   清   教育次長      田 中 宏 人   富貴支所長     岡 本 哲 明                午前10時03分 開会議長松谷順功) 皆さん、おはようございます。  開会に先立ちまして、このたび全国町村議会議長会より、和歌山町村議会議長会会長を務められました大西君に感謝状が、また和歌山町村議会議長会自治功労者といたしまして、11年以上の議員在職者として大西君、並びに私、松谷に、また3年以上議長在職者として大西君に表彰状が届いております。本来であれば、定期総会において贈呈される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から中止となってしまいました。つきましては、この場をお借りいたしまして、感謝状並びに表彰状を伝達したいと存じますので、よろしくお願いいたします。  まず、感謝状につきましては、私、松谷より大西君に、表彰状につきましては、大谷議長より伝達をお願いいたします。  感謝状大西正人殿。  あなたは和歌山町村議会議長会会長として、今回、使命達成に尽力された功績は誠に顕著であります。よって、ここに感謝の意を表します。  令和3年6月1日。全国町村議会議長会会長 松尾文則。  おめでとうございます。(拍手) ○2番(大谷保幸) 表彰状高野町 松谷順功様。  あなたは多年議会議員として地方自治振興発展に寄与されました功績は誠に顕著であります。よって、ここにこれを表彰します。  令和3年5月24日。和歌山町村議会議長会会長 松谷順功。  おめでとうございます。(拍手)  表彰状高野町 大西正人様。  あなたは多年議会議員として地方自治振興発展に寄与されました功績は誠に顕著であります。よって、ここにこれを表彰します。  令和3年5月24日。和歌山町村議会議長会会長 松谷順功。  おめでとうございます。(拍手)  表彰状高野町 大西正人様。  あなたは多年議会議長として地方自治振興発展に寄与されましたその功績は誠に顕著であります。よって、ここにこれを表彰します。  令和3年5月24日。和歌山町村議会議長会会長 松谷順功。(拍手) ○議長松谷順功) 皆さん、御協力ありがとうございました。  続いて、定例会の運営について申し上げます。  今定例会におきましても、新型コロナウイルス感染予防のためマスクを着用することといたします。また、議員及び執行部の発言の際は、原則自席にて行うことといたします。特に、後日配信する録画配信を視聴される皆様には御迷惑をおかけすることになりますが、御理解いただきますようお願い申し上げます。  それでは、ただいまから令和3年第2回高野町議会定例会開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において、10番﨑山君、2番大谷君を指名します。  日程第2、会期決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会会期は、本日から6月25日までの11日間としたいと思います。これに異議はありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長松谷順功) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日から6月25日までの11日間と決定しました。  お諮りします。議事の都合により、6月16日、17日、18日、19日、20日、21日を休会にしたいと思います。これに異議はありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議事の都合により、6月16日、17日、18日、19日、20日、21日は休会とすることに決定しました。  日程第3、諸般報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本定例会説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。  高野監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納監査報告については、お手元に配付の報告書をもって報告といたします。  当局から報告事項はありませんか。 〇町長(「なし」) ○議長松谷順功) なしと認めます。  これをもって諸般報告を終わります。  平野町長行政報告並びに提案理由説明を求めます。  平野町長。 ○町長平野嘉也) 皆様、おはようございます。  まず、高野町として、コロナ関連によりましてお亡くなりになられました世界中皆様方に哀悼の意を表すとともに、今、まさに感染されまして療養中の皆様方が早期に回復することを御祈念申し上げております。また、今、医療関係者も日々奮闘してくださっております。患者回復のため、またワクチン接種のために御努力されておりますことを高野町としても感謝申し上げたいというふうに思っております。  また、先ほど大西議員様、また松谷議員様、受賞おめでとうございます。引き続き、高野町民のために議会活動を通じてどうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは、提案説明に移らせていただきたいというふうに思っております。  このたび令和3年第2回の高野定例会を開催させていただきましたところ、議員皆様が御出席いただきまして、誠にありがとうございます。後ほど説明させていただきますが、今回の案件報告5件、議案9件、同意1件、合計15件でございます。どうぞ慎重審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  さて、新型コロナウイルス感染症は、変異株が依然として猛威を振るっておるところでございます。6月13日現在、全世界の感染者は1億7,500万人を超えまして、亡くなられた方も379万人以上にのぼっておるところでございます。日本国内においても延べ77万人を超える陽性者が確認され、約1万4,000人以上の方がお亡くなりになりました。また、入院加療が必要な患者も3万1,000人を超えている状況であります。和歌山県においても、6月13日現在でありますが、累計で2,652人が感染いたしまして、現在、81人の方が治療を受けております。全国各地で今ワクチン接種が始まって、危機管理をこの状況を乗り越えられる一筋の光も見えてきたのも皆様と共有できておるところと思います。  ただ、まだまだ予断を許すことができません。インド株、いわゆるベータ株ですね、変異株がこれから夏、秋にかけて大暴れする可能性もございますので、引き続き感染対策には十分徹底していただいて、注意をする必要があるというふうに考えております。  また、緊急事態宣言も今週、総理のほうが延長するかどうか考えるというような報道もございました。この状況が解除されるようになると、各地で営業などを再開する店舗も増えて、経済活動も徐々にではありますが活気を取り戻してくるものと思われます。高野町においての主産業であります観光産業においても、元どおり回復するまでには相当な時間が必要であると思われます。  今、世界中ワクチン接種が加速しておるところでございます。お客様が来日される可能性が少し早まるのではないかというようなことも各地で言われておる。早ければクリスマス頃にはワクチン接種された方々観光等で来られるのではないかというのは、観光庁はじめ国のほうでも言われるようになりました。  また、先日ではありますが、高野山内観光バスに乗っておりました高齢者方々を拝見することができました。その高齢者方々が、お寺のほうに列をなして宿泊のほうに行っている姿が見られました。当然、皆さんワクチン接種されている方なんだろうなというふうに思います。今後、高齢者ワクチンが進んでいくにつれて、団体の参拝のお客様が夏以降増えてくるのではないかなというふうなことを期待しておるところでございます。  また、今後、国においては衆議院の総選挙に向けて様々な支援策等の動きがあるのではないかというふうに思っております。町としても感染症への対応に総力を挙げつつも、様々なタイミングを予想しながら取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。  それでは、4月から6月にかけての各課の動き、そして重要なお知らせ等もしたいと思います。  まず、企画公室関係でございます。  今回の報告案件にもありますように、公式PRキャラクター決定もされました。詳しくは報告事項のところで説明させていただきたいと思います。  また、企業版ふるさと納税もスタートいたしました。新年度議会でも御説明しました。また、それ以前のときからも企業版ふるさと納税のことも説明しております。内閣府の認定を4月に受けることになりまして、企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に企業法人税が控除される仕組みであります。本町としての地方創生プロジェクト、これが外国語活動、また外国語充実事業、そして学びの交流拠点整備事業などでございます。これらに関して企業版ふるさと納税をしていただく企業を4月以降募っております。多くの方々に、金額はどうであれ、このプロジェクトに賛同いただけるように、今後努力してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  続きまして、観光振興課関係でございます。  今回の予算には、この観光振興課からの予算がほぼ全額といっても過言ではないかなと思います。  まず1つ、観光庁関連のことでございます。高野観光拠点再生計画認定についてということで、観光庁令和年度3次補正に計上した既存観光拠点再生、高付加価値化推進事業を申請する前段階として必要な高野観光拠点再生計画を申請させていただきました。全国50の地方自治体が選ばれることになり、高野町も認定していただくことになりました。これにより、観光施設の高質化を図ることができ、また高野町において企業の進出は欠くことができない要素もありまして、企業との新しい御縁を結ぶことに、今後7月に開かれる高野山会議の開催、またテレワークや、またワーケーションの推進などを行いたいと思っております。  また、コト消費の充実、観光施設施策策定の基礎となる交通調査。また、幅広く事業関係企業と協働し実施、今後のウイズコロナ、またアフターコロナに対する高野町の観光施策を、さらにしっかりと進めてまいりたいと思っております。  次は、内閣府関連に提出しておる案件でございます。地方創生テレワーク交付金認定について取り組んでおるところであります。地方創生テレワーク交付金認定された際、新型コロナウイルス感染症の蔓延により企業テレワークが加速しておる中、高野山森林公園の遊休となっている施設の一部をテレワーク施設改修して、そして企業の利用につなげたいと思っておるところでございます。国からテレワークやコア・ワーキングスペースとして活用できるよう、改修のための補助金交付予定しておるところでございます。この申請結果は8月下旬頃に公表される予定でありますので、様々なチャンネルを通じて認定されるように動いてまいりたいと思っておるところでございます。  観光振興課地域振興係関連でございます。富貴地区への地域おこし協力隊の配置についてでございます。富貴地区の農作物を高野山宿坊等で活用してもらう仕組みづくりや、薬草の当帰の栽培、また利活用を行うために、地域おこし協力隊を1名、6月1日から配置させていただきました。名前は谷口さんとおっしゃいます。様々な経験や知識を有しておりまして、今後、地元の方と協働して活躍が期待されるところでございます。  また、観光係のほうからなんですが、イベント中止のことも報告を受けております。新型コロナウイルス感染症感染予防の観点から、恒例行事が次々と中止になっておるところが現状であります。まず、昨年に続きまして、青葉祭り中止となりました。また、高野山の夏の風物詩であるろうそく祭りも、大規模な祭りとしての開催はしないということもお聞きしたところでございます。新型コロナウイルス感染症については、先ほども申し上げましたが変異株が大暴れしない限り、徐々にではありますが落ち着く方向にいくのではないのかなというふうにも思います。併せてワクチン接種による感染拡大のおそれも低くなるのではないかと思われます。  続きまして、教育委員会関連でございます。  4月10日に東京2020オリンピック聖火リレーを開催させていただきました。高野山の奥之院から大門境内までの3キロを14人のランナーが走っていただきました。悶々とする日が続きましたが、希望の持てる、コロナ禍ではありますがすごく感動したイベントでありました。今後、来月にオリンピックも開催されるであろうと思いますが、皆さんでこのオリンピックを、開催されることであれば、いろんな角度から支えていければなというふうに思っておるところでございます。  また、高野町学びの交流拠点整備事業安全祈願法会も、4月14日、金剛峯寺様に導師をしていただきまして、無事に終えることができました。工事も順調に進んでおるところでございます。  続きまして、消防署総務課関連お話でございます。  4月に消防機能コロナ感染によりまして機能低下、ダウンすることがありました。そのときは各消防本部、また消防局応援で何とかクリアできたことが町民にとってもよかったかなというふうにも思います。しかし、全ての消防本部がダウンするという場合も今後考えられます。コロナだけではありません。いろいろな災害等も含めて、消防機能が低下したとき、どういうような応援態勢で行くのか。その応援がないときはどうするのかというのを考えさせられるこの4月からの日々が続いておりますが、その中で、町職員全員が少なくとも救急車は運転できるように、またストレッチャーをちゃんと使えるように、富貴診療所ストレッチャーは、富貴職員ストレッチャー使い方も勉強して、救急搬送もしているというふうな実績もございます。高野町の全職員、私も含めてでありますが、万が一、消防本部職員が何かの加減で出られない場合、また応援がない場合、救急車搬送車として、救急活動専門外ではありますが、人を運ぶ搬送車として動かすことができないかというのを消防署総務課のほうで今考えており、7月8月に、全職員を対象に運転の仕方、またストレッチャー使い方、そういうのを勉強していこうというふうにしております。今後、こういったことは定期的にできればいいかなというふうにも思っておるところであります。  続きまして、総合診療所関係でございます。  福祉保健課と同じように、総合診療所も直轄の医療機関としてしっかりワクチン接種もしていただいております。感謝申し上げます。また、6月の第1金曜日から、小児科医の専門医を配属させていただきました。また、子育て支援センターにおいても、小児科の先生による勉強会も、今後子育て支援センターと協働してできればいいなというふうにも思っております。いろいろな脳神経外科認知症外来、また小児科専門外来、整形、また眼科等いろいろありますが、科としてはいろいろな面で充実しておるところではないのかなというふうにも思っておるところであります。  それと、最初2つの大切なお知らせであります、福祉保健課関連でございます。  本町において接種を希望する町民が、身近で地域で円滑にワクチン接種が受けられるように体制を確保して、5月11日から65歳以上の高齢者から接種を開始しております。6月からは高齢者の2回接種と、高齢者以外の町民についても接種の順番を設けながら、順次接種を行っておるところでございます。今後、政府の順調なワクチン供給がされれば、希望する全ての住民への接種をおおむね8月中旬頃には完了できるのではないのかなというふうにも思っております。また、高齢者、いわゆる65歳の方に関しては、おおむね6月、今月いっぱいで完了できるものと思います。  また、本日から16歳以上の方々接種が始まるというような状況であり、ワクチン接種は極めて高野町は順調であるということを御報告させていただきます。これも町民皆様の御理解と御協力あってのこと。そして、順調な理由一つとして、やはり直轄の医療現場、そして医療機関のドクター、またナース、医療関係者、それと福祉保健課を中心とするワクチン対策室、これらがうまく連携できている証拠だというふうにも思っておるところでございます。民間の医院の先生方看護師さんも入っていただいております。また、私どもの医療事務スタッフも一生懸命頑張ってくれておりますので、この場をお借りしまして感謝申し上げるところでございます。  今現在、事故もなく、今後引き続き安全管理に努めながらワクチン接種を進めていきたい。希望者には進めていきたいというふうに考えておるところでございます。  また、周辺の市町よりも早く完了する可能性もございます。そういうときは、やはりお互い協力し合うというようなこともありますので、本町での業務の負荷が出ない範囲で、必要があれば周辺自治体の住民をも受け入れることができたらいいかなというふうにも思っておりますので、そのあたりは福祉保健課中心に、関係市町と連携を取りながら調整を図っていきたいというふうに考えております。
     それと、建設課関連お話でございます。これは極めて大切なお知らせになるかなというふうにも思います。  平成29年の夏頃より、私と知事の間で、高野天川線の新構想知事協議してきております。その中で、知事高野天川線の新構想トンネル構想ですね、これも理解はできるが、やはり高野山富貴筒香を結ぶ工事も大事だということも同じく共有させていただいております。そして、翌年平成30年に、数回、知事または県幹部協議の場を持って、まずは高野山富貴筒香を優先的にこの路線を取り組もうということで、政治レベルで合意させていただいております。  もともとこの路線、昭和33年6月1日に高野町と富貴村が合併をして、町道、また村道筒香線県道移管を陳情した事実はあったようです。その後、町政においての扱いは私の知るところではございませんが、それから65年近く経過した中で、長く根気強く県要望にも上がっていないことを考えると、最初の要望以降、時の町政での道路政策からは若干消えたのかなというふうにも思われます。しかし、時代も次第に変わる中で、歴代町長からの政策引継ぎの中にはこの案件もなかったのは事実でございます。しかし、私の中、また知事の中でも、過去65年のこの要望はともに知ることもなかったんですが、今のときにこの路線改修は必要であるというようなことの認識でお互い方向性を決めることができました。そういうことも踏まえて、議員先生方にも要望活動も御一緒していただいた経緯もあるというふうに思います。  本年度の所信の中で、私の任期中に、私の任期中いうのは来年の4月が任期なんですが、方向性に関して片づけておきたいということを新年度の所信の中でも述べさせていただきましたし、また、県幹部ともそのお話をしたところ、しっかり加速してくれることになりました。  今後の予定になりますが、5月18日、先月、これも最終の協議、詰めの協議であったんですが、この時点で決めた案件としまして、今後、交換に関わる覚書の締結、それを6月、もしくは7月中にできればいいかなというふうに思っております。交換というのは、川津高野線の一部、それと町道筒香線、6.何キロの部分ですね。それと川津高野線の3.何キロの、ここの交換に関する覚書の締結です。これをします。  それと、条件工事実施ということで、お互い県道をもらう、また町道をもらうということで、それぞれ直しておこうよというような箇所が何か所かございます。それの工事実施のために、9月の議会補正道路改修案件を上げさせていただきます。それをもって、道路法第17条3項に関わる協議及び合意をいたしまして、町道認定を12月の議会、今年の12月の議会町道認定をお願いする案件を出そうかなというふうにも思っております。  そして、県のほうは4月1日以降になりますが、来年の4月1日に高野町と和歌山県の間で、道路法第17条第3項の管理協定締結、それを結びたいと、そのように考えておるところでございます。これ以降は県道となりますので、町からの県道整備要望一つ重要案件一つとして、県要望重要事項として入れていきたいというふうに思っております。長年のまちの、町の道路施策としては大きなもので、一つ進展したことがあるのかなというふうにも思っておるところでございますので、また議会のほうにも、上程するときにはいろいろな御意見、また御指導を賜りたく思っておるところでございます。  それでは、本定例会において御審議いただく議案等について御説明させていただきます。  報告は5件でございます。  報告第1号、令和年度高野一般会計繰越明許費繰越計算書報告につきましては、令和年度から令和年度への繰越明許した14事業、1億8,378万8,000円についての報告でございます。  報告第2号、令和年度高野簡易水道特別会計継続費繰越計算書報告につきましては、令和年度から令和年度へ逓次繰越しした5,000円についての報告でございます。  報告第3号、令和年度高野下水道特別会計繰越明許費繰越計算書報告につきましては、令和年度から3年度へ繰越明許した630万円についての報告であります。  報告第4号、令和年度高野下水道特別会計継続費繰越計算書報告につきましては、令和年度から3年度へ逓次繰越しした1,452万7,000円についての報告であります。  報告第5号、高野公式PRキャラクターの選定についてでございますが、高野町の魅力を発信するため、公募を実施し、高野公式PRキャラクター決定したことについての報告でございます。  議案は9件であります。  議案第30号、令和年度高野一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ9,610万8,000円を増額し、予算総額は48億3,880万円となりました。  歳入で主なものとしましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4,194万3,000円の増。地方テレワーク交付金5,042万9,000円の増となっております。これが先ほど言っております事業実施するに当たっての交付金であります。これが増となっておりまして、歳出で主なものとしましては、高野山森林公園サテライトオフィス整備工事費として2,550万円、そして高野テレワーク促進事業補助金として6,000万円の増となっております。  議案第31号、令和年度高野町国民健康保険富貴診療所特別会計補正予算(第1号)につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種に関する個別及び集団接種に伴う歳入歳出それぞれ138万5,000円の増額でございます。  議案第32号、令和年度高野町下水道特別会計補正予算(第1号)につきましては、長寿命化対策事業を1億3,500万円増額し、総額11億5,000万円にいたします。長寿命化対策の施設整備のための期間を1年延長し、総事業を変更して、自家発電設備及び計装設備の更新を図り、停電時における下水道施設の操作機能の確保を行います。  議案第33号、令和年度高野町立高野山総合診療所特別会計補正予算(第1号)につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う集団接種実施についての委託料等で、歳入歳出それぞれ322万7,000円の増額であります。  議案第34号、令和年度高野町水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、交付税措置のある一般会計出資債に伴い、財源の一部を水道事業債から一般会計出資金に振り替える補正であります。工事内容は、町道深山線の電線地中化工事に併せて水道本管布設工事を行うものでございます。  議案第35号、町道路線廃止につきましては、高野町学びの交流拠点整備事業に伴い、町道総合レクセンター線は、事業期間中及び事業完了後は小・中学校の敷地の中になり、町道敷としての管理機能を有しなくなるための廃止についてでございます。  議案第36号、高野町公共下水道高野山下水処理場の建設工事委託に関する基本協定の一部を変更する協定の締結につきましては、長寿命化対策の施設整備のため、期間を1年延長し、総事業を変更して、自家発電設備及び計装設備の更新を図るものでございます。  議案第37号、38号、工事請負契約の締結(上筒香地区水道設備工事1区、2区)につきましては、5月28日に指名入札により仮契約をした工事について、議会の議決により本契約となります。工事内容は、上・中筒香地区水道設備工事として、令和年度に計画予定の供用開始に当たり、本管及び取水施設整備工事と2工区として工事発注を行い、進捗を図ります。次年度でも各施設、浄水場及び配水設備等の設備の整備を行いたいと思います。  同意は1件であります。同意第3号、高野町教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきましては、前任者が令和3年6月30日をもって辞職願が提出されたため、新しく委員を任命したいので、同意を求めるものでございます。  以上、15件でございます。各議案の詳細につきましては担当課長より御説明をいたしますが、どうぞ慎重審議を賜りまして御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に当たりの提案説明とさせていただきます。 ○議長松谷順功) 町長に申し上げます。議案第39号、高野町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、総務課から出ております。 ○町長平野嘉也) 議案第39号、高野町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてが追加となっております。理由といたしまして、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に伴い、収入が減少した被保険者等に国民健康保険税の減免を引き続き行えるよう改正するため、提出するものでございます。申し訳ございません。  以上、提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長松谷順功) ありがとうございました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれで散会します。御苦労さまでした。  議会全員協議会を50分から、すみませんが委員会室で開きたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。                午前10時40分 散会...